技能実習の受け入れは、対象職種が決まっています
技能実習制度では、外国人技能実習生を受け入れることができる
業種・職種・作業があらかじめ定められています。
そのため、すべての企業が受け入れ可能というわけではありません。
では、どのような業種や職種が対象となっているのでしょうか?
受け入れ可能な職種・作業の一覧を紹介
2022年4月25日時点で、
「86職種・158作業」が技能実習2号の対象職種として認定されています。
主な対象業種
- 建設業
- 食品製造業
- 繊維・衣服関連
- 機械・金属関連
- 農業・漁業 など
📌 ポイント
自社の職種が対象に含まれているか、事前の確認が必要です。
対象職種は今後も追加される可能性があるため、最新情報も要チェックですね。
技能実習3号への移行ができない職種もあります
技能実習制度は「1号」「2号」「3号」の3段階で構成されていますが、
すべての職種が3号に移行できるわけではありません。
⚠️ 一部の職種・作業については、3号への移行が不可となっています。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
【内部リンク/関連記事】
▶︎ [技能実習3号とは?移行の要件と対象職種を解説]
技能実習1号だけを受け入れる場合のポイント
技能実習1号(最長1年)であれば、
2号・3号の対象職種以外でも受け入れが可能となるケースがあります。
受け入れ条件
- 単純な作業の反復ではないこと
- 技能移転・経済発展への寄与があること
必要な提出資料
- 写真付きの工程表(フローチャート)
- 安全衛生にかかる業務の明記
⏳ 1号のみの場合、実習期間は実質的に1年未満となるため注意が必要です。
技能実習から特定技能へステップアップするには?
技能実習2号を良好に修了した実習生は、
「特定技能1号」への移行が可能です。
移行条件
- 技能実習2号を良好に修了
- 実習職種と特定技能職種に関連性がある
特定技能の受け入れができる業種(12分野)
- 介護
- ビルクリーニング
- 素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業
- 建設
- 造船・舶用工業
- 自動車整備
- 航空
- 宿泊
- 農業
- 漁業
- 飲食料品製造業
- 外食業
【関連記事リンク】
▶︎ [【最新】特定技能外国人の職種・業種一覧まとめ]
まとめ:受け入れ可能か不安な場合はご相談を!
技能実習制度では、受け入れ可能な職種が日々更新されています。
現在は対象外でも、将来的に受け入れ可能になるケースもあります。
✅ 「うちは対象になるの?」という疑問があれば、
お気軽に【協同組合クリエイトヒット】までご相談ください!