特定技能2号（建設）の実務経験の確認方法と必要な資料とは？
建設分野における特定技能2号の取得には、一定の実務経験が求められます。
しかし、「どのように実務経験を確認するのか？」「必要な書類は何か？」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか？
今回の改正を踏まえ、特定技能2号（建設）に必要な実務経験の確認方法と、それに関連する資料についてわかりやすく解説します！
実務経験の要件は？
特定技能2号を取得するためには、「建設現場で複数の建設技能者を指導しながら作業し、工程を管理した経験（班長としての実務経験）」が必要です。
簡単にいうと、「現場のリーダーとしてチームをまとめた経験があるか？」という点が問われることになります。
🔹 CCUSに能力評価基準が設定されている職種
✅ レベル3相当の就業日数（職長＋班長）が必要
🔹 CCUSに能力評価基準が設定されていない職種
✅ 3年以上（勤務日数645日以上）の就業日数（職長＋班長）が必要
どの職種に該当するかによって、必要な就業日数の基準が異なりますので、事前に確認しておきましょう。
実務経験の確認方法
実務経験があるかどうかは、CCUS（建設キャリアアップシステム）に蓄積された「就業日数（職長＋班長）」を基準に確認します。
つまり、CCUSに記録されている就業履歴が、そのまま証拠として使えるというわけです！
✅ CCUSに記録がある場合
以下のいずれかの書類を提出すれば確認できます。
📌 CCUSのレベル3の能力評価を取得している場合
→ 「レベル判定結果通知書の写し」を提出
📌 まだレベル3の能力評価を取得していない場合
→ 「2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る申告書（分野参考様式第6-3号）」
→ 「CCUSの技能者情報の表示画面の写し（就業日数がわかるもの）」
このどちらかで実務経験の証明が可能です。
CCUSに就業日数が記録されていない場合は？
もしCCUSに就業日数が蓄積されていない場合は、以下の方法で実務経験を証明します。
📌 「2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る申告書（分野参考様式第6-3号）」
📌 「分野参考様式第6-3号別紙の経歴証明書」
経歴証明書については、「誓約欄まで正確に記入すること」が必須です。単なる書類の提出ではなく、正式な形で証明される必要があるので注意しましょう。
まとめ
特定技能2号（建設）を取得するためには、「班長としての実務経験」があることが重要です。そして、その実務経験の証明方法は次の2つに分かれます。
✅ CCUSに就業日数が記録されている場合 → CCUSのデータで確認可能
✅ CCUSに就業日数が記録されていない場合 → 申告書＋経歴証明書で確認
実務経験の確認をスムーズに行うためには、CCUSへのデータ蓄積が大きなポイントになります。
もし将来的に特定技能2号を目指すなら、早い段階からCCUSへの記録をしっかり残しておくことが重要ですね！
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